2021/09/15
膝が痛くて、、、そんなあなたに！
高円寺みやび鍼灸整骨院です！
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こんにちは！
高円寺みやび鍼灸整骨院です！
ここのところ、涼しく感じる日が多くなり夏の終わりを感じることが多くなってきましたね！そんな季節に変わり目には、体調をくずしてしまう方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、、、
歳を重ねるにつれ、多くの方々が悩まされる膝の痛みについてお話ししていきます。
膝の痛みを訴える方の約９割が変形性膝関節症になっているといわれています。そもそも、変形性膝関節症がどのようなもので、どのような症状が起こるのか、、、
変形性膝関節症の症状は、一気に現れることはなく、長い時間（期間）をかけ少しずつ進行していくのが特徴となります。
変形性膝関節症は、加齢・足の筋力の低下・体重増加などの要因により、膝関節内のクッションである軟骨がすり減ることで、痛みを生じる病気です。軟骨部分がすり減った分、膝関節の骨と骨自体の隙間が狭くなって関節面の骨が露わになり、骨の端に棘のような突起物ができたり、骨が変形してしまいます。また、関節そのものを覆っている関節包と呼ばれる膜の内側で炎症が起こることにより、粘り気のある液体が分泌され、いわゆる「膝に水がたまる」という状態になります。
この変形性膝関節症は時間をかけて進行し、進行するにつれ症状が重くなっていきます。進行度を３段階に分けることができます。
初期：朝起きた後、起き上がったり、歩き出そうとしたりすると、なんとなく膝がこわばる感じがする、重くて動かし辛い、はっきりしない鈍痛を感じるなどの自覚的な症状が現れます。ですが、ある程度時間が経過し、身体を動かしていると自然と治まるため、あまり気にならない場合が多いです。
中期：初期で時間が経過すると治まっていた膝の痛みが、なかなか治まらなくなります。正座や深くしゃがみ込む動作、階段の上り下りなどにより、膝の痛みがきつく困難になります。膝関節内の炎症が進むために、膝が腫れて熱感も生じます。関節内の液体分泌量が増えるに伴い、膝自体の変形が目立つようになることや、関節がすり減って摩擦が大きくなることによって歩くときにきしむような音がします。
末期：膝関節の軟骨がほとんどなくなってしまい、骨と骨が直接ぶつかるようになります。この時期まできてしまうと、初期、中期でみられた症状全てが悪化し、歩いたり、座ったり、しゃがんだりするのも困難になってしまいます。普段の日常生活にも支障をきたすことになります。
一度すり減った軟骨というのは元には戻ることはありません！！
次にその治療法を紹介します。
変形性膝関節症に対しての治療は、大きくわけて２つあります。
１つ目は、運動や薬で症状を緩和させる保存療法です。
・痛みや筋肉の緊張によって拘縮した関節の可動域を拡大する。
・痛みをきっかけに低下した筋力を向上させる。
・痛みのよる筋緊張をほぐす。
・抗炎症剤が含まれている塗り薬や湿布を施す。
・膝関節内にヒアルロン酸を注射し、骨同士の衝撃を緩和させる。
など、、、
２つ目は、保存療法を２～３ヶ月継続しても効果がなく、膝の痛みや変形が悪化している場合に行われるのが手術療法です。
・膝関節に器具を挿入し、軟骨の表面を滑らかにする。
・膝関節を構成する脛の骨を一部切除して、膝にかかる力が均等になるように、膝への荷重のかかり方を矯正する。
・軟骨だけでなく骨自体まで破壊されている場合に、人工関節に置き換える。
※手術療法は、本人の意思や年齢、生活環境によって変わってきます。
いかがでしたでしょうか？
このように、病気の進行度によって治療の選択肢が左右されます。症状の進行が進行すればするほど、治療の選択肢が限られていく可能性があるので、、、できる限り早い段階での検査・治療をしていくのが大事になっていきます！！
ご自身の症状に思い当たる方などいましたらぜひ一度、ご相談やお問い合わせください！！
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